続・子供と姿勢

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こんにちは。店長の野村です。

近い将来、姿勢調整のお店もしようと思い、大学に通って勉強したり、営業時間中や定休日にも姿勢調整師として活動しておりまして、それに関連してこんなコラムも書いてみています。

さて、前回、「子供と姿勢」という事で書いたのですが、意外と反響ありそうだったのと、「痛みは体のSOS」という本を読み返していたら、良い資料を発見したのでご紹介しようと思います。

今回ご紹介する資料は、「子どものからだと心・連絡会議」 にて公開されている「子どものからだの調査2015(実感調査2015)」のデータです。本には1978年のデータが出ていたのですが、ネットで調べたら最新のものがありました。

「子どものからだの調査2015(実感調査2015)」ダイジェスト版より抜粋

この調査自体は1978年ころから定期的に行われているようで、元々NHKの番組作成のための調査がスタートだったようです。報告書では経時変化も見ることが出来るのですが、興味ある方はリンクから跳んで読んでみて下さい。

なかなかすごい結果で驚きですが、「すぐ「疲れた」という」だとか「体が硬い」、「背中ぐにゃ」、「夜、眠れない」なんてのも姿勢とも密接に関係しています。

「転んで手が出ない」とか「ボールが目や顔にあたる」なんて項目だと、運動能力の発達に関する問題もありそうです。

姿勢が悪いとどんなことが起こるかは前回のコラムを読んでいただければと思いますが、それ以外にも姿勢が悪いと内臓の働きが悪かったり、大人だと冷え性や便秘なんかにも関係してきます。何故かというと、背骨には脊髄が通っていて、背骨に開いている椎間孔という小さい穴から神経が色々な場所へと伸びています。姿勢が悪いと椎間孔を圧迫して神経に悪影響が出てきます。

分かりやすいところだと、腰痛の人が足痺れるだとか、足が上げにくいだとか、これは神経圧迫の可能性が高いです。(単に店長が過去に経験したってことなんですが・・・。)

内臓なんかも自律神経で活動の制御をしている以上、やっぱり影響を受ける可能性があります。もし影響が出ていれば、うまく栄養が吸収できていないなんてこともあるのかもしれません。

病気や体調不良になってから治すよりも、病気にならないように予防することの方が大事だと思うのですが、案外皆さん姿勢の事はおざなりですし、姿勢は自分では治せないという事もご存じなさそうです。姿勢を直すことで、子供たちの将来の不安を取り除くことが出来ますし、大人の方も健康な状態を取り戻せるかもしれません。

小学校では運動器検診なんてのも実施されているはずですが、問題があってもどこに行けば分からないって場合は、間違いなく姿勢調整がお役に立てると思います。

そんな訳で、姿勢チェックは無料で行っておりますので、不安な方は店長の野村までお声がけ下さいね。