初めてのクライミングは如何でしたか?

「翌日は筋肉痛が大変で」なんて話はよく聞きますが、このページではあえてクライミングを続けた方が良い理由を皆様にお届けしようと思います。

スポーツを続けるには何かモチベーションが必要だと思いますが、とりあえず店長が思いつくままに書いてみますので、皆さんのモチベーションになりましたら幸いです。

 

その1 まだ入口に立っただけですよ

 

何の事だかわからない?

クライミングは本当に奥が深いスポーツなので、たった一回体験しただけでは本当の楽しみも、難しさも、達成感もまだ何にも味わっていないと思うんです。

 

全身を使ったパズルなんて例え話をよくしますが、あれは本当のことなんですよ。

クライミングが初めての日はまだ入り口に立っただけ。だから、体の使い方を変えたら、簡単に登れたなんて経験もまだそれほど無かったはず。

登れなくて悩んだ時に、ようやくクライミングの本当の楽しさが理解できるんです。

 

だから、たった一回で面白かったかどうか、まだ決めないでください!

きっとこれから、なかなか出来なくてやっと登れた時の達成感や、ちょっとした体の使い方を変えたら登れる驚きに出会えるチャンスがあると思いますよ。

 

そんな訳で、ぜひ2度、3度とトライして、クライミングの奥深さを体感してみて下さい。

 

その2 クライミングを続けると健康になる!

 

書いていて、「本当かな?」と自問自答しかけましたが、あくまでやっていない人が続けた場合ということで話を進めます。

 

 

結論だけ書いちゃうと、

・痩せる

・体が柔らかくなる

・肩こりが無くなる

・ストレス発散

といったところでしょうか?

 

クライミングをすでに体験された皆さんは、腕が張って大変だった方が多いと思います。

でも、インストラクションでもお伝えしているように、クライミングは全身を使います。

 

そして、普段使わない部分を多く使うのも、他のスポーツとちょっと違うところのような気がします。

たとえば傾斜のあるところを登るには、体をひねる動きを多く使ったり、壁から足が離れないように腹筋も使えば、ホールドを掴むためには背筋も使います。

緩傾斜の壁ではバランスをとるために体幹を自然とつかっていたり、柔軟性も大事だったり、腕を引き付ける際には肩甲骨を動かしていたり。

 

 

普段使わない筋肉を使うということは、その部分の筋肉が刺激され代謝が上がり、体が絞れてダイエットになりますし、筋肉量が増えていけば普段の代謝も良くなりますんで、太りにくくなります。

 

という訳で、上半身を中心に筋力がついてくのですが、ジョギングや山登りのように下半身に負荷がかかる訳ではないので、たぶん足は細くなります。(これは、あくまで店長の経験上ですが。)

 

また、クライミングの動きの中で、関節に負荷がかかった状態で動かすことで、自然と柔軟性も高まったり、肩甲骨を動かすことで肩こりも改善されると思います。

 

さらにより難しい課題にトライし始めると、普段から柔軟性だったり、体重が気になり始め、自然と普段の生活から気を付けるようになり、生活に良い流れが生まれてきます。

 

そして、登っている最中は登る以外のことは考えなくなりますので、良い気分転換、ストレス発散に!!

 

そんな訳で健康のために続けてみてはどうでしょう?

 

その3 日常生活にちょっとした冒険心を!

 

クライミングは高いところを登ります。

そして、誰しも落ちたくはないので、次の一手に真剣に向き合います。

足を置く場所、体の向き、ホールドの持ち方、登れている人と自分の何が違うのか、etc.

新しい発見、新しい課題。

 

その結果、実はクライミング中は他のことを何も考えない時間、つまり日常生活からのリフレッシュやリセットの時間になります。

そして、出来ないことができるようになった時の達成感、昂揚感。

 

そして、普段はジムで上達したら、外の岩場へも世界は広がっていきます。

日本だけではなく、海外にも。河原の岩の塊から1,000mを超える岩壁まで。

 

お仕事や普段の日常生活の中では良いことも悪いこともありますし、忙しいままそれに引きずられて生活してしまうことも多々あると思います。でも、ずっとそのままで生活しているのはしんどくないですか?

 

他のスポーツやアクティビティでも良いかもしれませんが、ジムで日常の生活に近い場所でも楽しめ、お休みの日には日常から離れて実際に屋外で冒険のようにも楽しめるクライミングは魅力的なアクティビティだと思います。

 

ぜひクライミングを続けて、貴方の日常にちょっとしたスパイスを!