こんにちは。店長の野村です。
コラムの5回目、本日はタンパク質の事を少し書いてみようかと思います。
クライミングをがっつりやると翌日は筋肉痛。これは初めての方でもベテランの方でも程度の差はあれ皆さん一緒。
そんな訳でジムのお客様もプロテインを飲んでいたり、アミノ酸を飲んでいたり。疲れを残さないとか筋肉付けたいとか理由は色々ですが、スポーツする方にとってはサプリで補給するのも当たり前の時代ですね。当店でもアミノ酸のサプリを扱ってもいますし。
で、皆さん調べた上で目的に応じて摂取しているのかと思っていたところ、案外そうでもなさそうだったので、今回は少し基礎的なところを書いてみようと思います。
タンパク質と言えば、人間の体に欠かせない三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質)の一つ。どの栄養素も細胞内で生物の活動のために必要なエネルギーの素となるATPの産生の原料なんですね。
そして、タンパク質は皆さんご存知のように筋肉や内臓、その他もろもろの体の素でもあります。
ちなみにプロテインはタンパク質の英語名。男性の方だと筋肉付けたいから飲んでいるなんて話はチラホラ聞いたことがあるはず。なので、タイトルのタンパク質、プロテインは同じものってことですね。
では、アミノ酸ってなんだって話になるのですが、タンパク質を分解したものがアミノ酸になります。
要するに、体内に入る前はお肉やら大豆やらのタンパク質で、消化の際に分解されてアミノ酸になって小さくなって吸収できるようになってから体内に入り、体を作る時には再合成されてタンパク質になるし、生命活動に必要なエネルギーを作るための原材料としてもアミノ酸が使われていると、大幅に端折って書くとこんな感じでしょうか。
そしてアミノ酸にも色々種類があって、人間が必要とするアミノ酸は20種類、そのうちの9種類は必須アミノ酸(体内で十分な量を合成できないため、食品から摂取しなければならないアミノ酸)と呼ばれています。
そんな訳で、食事だけで足りていないと色々不都合が起きるので、運動している方はサプリメントで補助しておくと良いという訳です。
と、ここまで書くとサプリメントとしてプロテインでもアミノ酸でもどちらを飲んでも一緒じゃないかと思う方もいるかもしれませんが、体内の吸収スピードが異なるので、サプリメントを効果的にする為にはいつ飲むのかということが重要になってきます。
そして、話が核心に入ってきたこの辺りで今回のコラムは終了しておこうと思います。
「少し引っ張って皆様の関心を得たい!」と書きたいところですが、本音は調子に乗って書くとネタが尽きそうだからです。
なので、次回はアミノ酸をもう少し深く掘り下げるのと、飲むタイミングで書く予定です。
ぜひ次回もお楽しみに!