クライミングはメンタル? その2

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こんにちは。店長の野村です。

さて、今週も「クライミングはメンタル?」の続きですね。

恐怖心って何だろうって話から、子供たちが急に登れるようになることがあるってところまででしたね。

 

何日も、下手したら2,3か月も同じホールドから手が離せずに降りて来ていたのに、急に登れるようになって他の課題も一気に登れるようになる。

身長が急に伸びた訳でもないですし、店長が脅した訳でもありません、たぶん。怖いものは大人だって怖いので、店長もそこの無理強いはさすがに出来ません。

という訳で、何がきっかけなのかはまったくもって謎です。

ただ、手が出せるようになったきっかけが何かは分かりませんが、その後一気に登れるようになるのは、どうも「出来る」という自信が関係しているようです。

こう見えて店長も色々やっておりまして、自分の経験や過去の経験と照らし合わせると、どうも「出来るかどうかわからない」、あるいは「失敗したら大変なことになる」なんて時には恐怖心に負けることが多いように思います。

逆にちょっとずつ繰り返して自分の経験値が増えて、「出来る」あるいは「出来そうだし、万が一の時も何とかできる」って時にはメンタルもコントロールできるようです。

 

なので、きっと子供たちもつかめなかった一手がつかめた事で、「出来ない」から「出来る」に変わって登れるようになっているんでしょうね。

 

で、室井さんや大西さんのメンタルの話ですが、結局はクライミング能力の差がメンタルの差になっているんだろうと推測しております。

それまでにどれだけの課題を登ってきていて引き出しがどのくらいあるかとか、ホールドの保持力や次のムーブへの余力だったり、そこの差が大きく影響しているのではないのかなと。

という事は、メンタル鍛えるよりももっと登れる様になればいいって結論になりますね。

ただね、ハイボールでもマット無しで登るとか、200mの絶壁に挟まれて逃げ場がない川に一人で入るとか、どれだけ経験と能力を鍛えればいいんだと自問自答しても、雲をつかむような感じで答えは全く出てきませんがね。

それでは、役に立つ様な立たない様なコラムになりましたが、引き続きどうぞよろしくお願いします。

次回もどうぞお楽しみに!

なお、そろそろ年度末だったり、ホールド替えの準備もあるので、しばし不定期になるかもしれませんが、あしからずご了承ください。