クライミングはメンタル? その1

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こんにちは。

さて、早くも10回目にしてネタ切れを感じて筆が進まない、店長の野村です。

 

先日の月曜日も懲りずに外の岩場で登っておりましたが、長い道中、コラムで何を書こうか悩んでおりました。外で登れば登るほど、自分のビビりっぷりを歯がゆく感じますし、結局クライミングはメンタルかとも感じますが、メンタルって何だろう、どうすれば鍛えられるだろうというのが今回のお話です。

で、当店のセッターをお願いしている室井登喜男さんや大西良治さん達のメンタルの強さから何か書けるのかしらと思ったりした訳です。

 

室井さんと言えば店長の年代からすると黒本の製作者でボルダリングブームの立役者、小川山や瑞牆山での開拓と高難度課題の初登者として有名で、何よりもボルダリングマットを使わないスタイルに驚くしかない方であり、一方の大西さんも昨年の称名川の完全遡行などで史上最強の沢やと呼ばれ、数多の沢登りをソロで行っているという、店長にはほぼ理解不能のメンタルの方。当然クライミングも四段の課題などを登ってしまう強者です。

正直そんな方たちのメンタルなんか想像できるはずもないのですが、「どこそこの課題は落ちたらやばいからしびれる、クライミングらしい良い課題ですよ」なんて話を聞かされることもあるので、やはり恐怖心は多かれ少なかれ感じていて、手を出すかどうかの葛藤はあるように思います。はい。

 

ところで恐怖心って何でしょう?

ジムで登っていて怖さを感じるとしたら、それなりの高さの壁の上部で失敗したら落ちるのが確実な時でしょうし、アウトドアで登っていても同様だと思います。マットが心細くなる分、アウトドアの方が怖さは増すのかもしれません。

キッズスクールなんかを見ていると、子供たちの恐怖心も一緒のような気がします。同じコース、同じ場所で動けなくなる。それも何回も、何日も。指導する側からすると、もう登れるはずなのにと歯がゆく思うのですが、やっぱり恐怖心があって超えられない。

でも見続けていると何日も同じところで動けなくなっていたのが、ある時急にできるようになり、違うコースもいくつも一気に登れるようになることがあります。いったい何が起こったというのでしょう?

 

と盛り上げておいて、また長くなってきたので、また次回。

後半はまだ全く書いておりませんのでまとまるかどうか不安ですが、どうぞ続きをお楽しみに!